日本の伝統美の象徴でもある着物。
その色とりどりの美しい色や装飾などにも、実は夢占いならではの解釈があるのをご存知でしょうか?
『和』の心を現す着物には『古き良きものを重んずる』というキーワードがあります。
着物の夢を見たあなたは伝統的な事柄に興味をお持ちでしょうか?
それとも、あなたの中で少しずつ、伝統を重んずる心や保守的な精神などが芽生えているのかもしれません。
また着物は本来、高いものです。ですから状態が良いものに限り、金運上昇のサインとも言われています。
紫色の場合
赤と青。相反する二つの色で作り出される紫色。キーワード的にも『高貴と下品』『神秘と不安』など、相反する言葉が並びます。
着物の柄は見事だったでしょうか。それともほつれてヨレヨレだったでしょうか。
着物自体の持つ印象で、意味合いもまた相反するものになります。
青の場合
青空が象徴するように青色は『澄み切った』『清々しい』状態を顕します。ですが暗かったり、どこか薄汚れた印象を持つ青色の場合、清々しさとは相反する状態、つまり心配事で頭を悩ませている状況を顕します。
そんな青色の着物が出てきた場合、着物の持つ意味は伝統的、保守的であり、なおかつ普段着ではないことから、自分を変えたいなどの願望の顕われと捉えることができます。
総合すると『恐れずに進化や変化を遂げた時、そこにやり切った清々しさ感が待っている』と考えられます。
ただ汚く濁った印象の青色でしたら、現状維持を心掛けてください。動くときではありません。
黒の場合
喪服などに象徴されるように生命力の消滅、無気力、無意識などの状態を顕し、総合的には凶夢と分類される場合が多いです。
絶望、失望などの意味合いもありますから、黒い着物が夢に出てきた場合は警告夢と考えてください。
行動は慎重に……。また新たなことを始めるタイミングではありません。現状維持を心掛けましょう。
着ている場合
着物は本来、日本の伝統的な衣装です。
その伝統美を身にまとっていた場合、あなたの中で伝統を重んずる和の心、保守的な態度などが高まっているときだと考えられます。
あなたが女性なら、男性に散歩下がって付いていくなど、古めかしい行動を意識しなければならなくなるかもしれません。
また礼儀正しい行動が運を呼びますから、傲慢な振る舞いや横柄な口調は謹んでくださいね。
せっかくの運が逃げてしまいますよ。
着付けをしている場合
あなたが日常生活において、真面目に物事に取り組もうとしている姿勢が伺えます。
その姿勢が福を呼びますから、ぜひ浮ついた心を封印し、行動するときは足元をしっかり見据えて動くようにしてください。
また恋愛に対する想い入れが強くなっているときです。
あなたが女性なら三歩下がって男性に付いていくような、奥ゆかしさが求められていますし、もしあなたが男性であるなら、奥ゆかしくて古風な女性と縁がありそうな予感です。
帯が登場する場合
紐状のものや長く巻き付くものは、夢占いでは人との繋がりや赤い糸を意味する場合があります。
ですから、この場合の帯も運命の赤い糸と捉えることができます。
夢の中の帯が汚れもなく、キレイで高級品であるなら、近い将来、大恋愛または結婚が待っている予感大。また帯が上手く結べない場合、恋愛運の低下、または対人関係のもつれなどを意味します。
まとめ
夢に出てくる着物にも意味があったなんて、驚きですね。
本来なら昔の日本人が身につけていた服です。現代人にとっては身近な存在ではないため、自分自身への変化などと捉える傾向があります。
また色によって、その意味合いは変わってきます。ですから色の持つキーワードと照らし合わせながら占っていくとよいでしょう。
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