あらすじ
コスプレ好きのカレシに振られ、傷心の杏の元に現れたイケメン社長。この恋は本物なのか、それともビジネス??
というワケで19歳の女子大生が繰り広げる、ちょっとエッチな話題のラブストーリーをご紹介します❤
今、巷で人気のコミック『社長とあんあん』ご存知ですか?
主人公は平凡な女子大生、上野杏19歳。この杏がカレシにこっぴどくフラれたところから物語はスタートします。
まるで捨て猫のように路上でうずくまる杏。
そんな杏を、本当の捨て猫を拾うみたいに持ち帰る、スーパーイケメン社長こと橘祐斗(たちばな・ゆうと)27歳。
彼は、さっきフラれたばかりで傷心の杏に「オレの事を絶対好きにさせてやる」と、しょっぱなから迫ります。
その、いきなりの超ド級Sっぷりに、ちょっとドン引き…(笑)。
ですが、主人公・杏のキュートさと絶妙にマッチしていて、妙に先の展開が気になります。
ちなみに物語はエロエロな展開を見せながら、急ピッチで杏を一人の女性へと成長させていきます。
大人のオトコの色気満載の社長の『1位または特別な存在』になるべく、奮闘する杏。
ストーリーのベースは、キュン死しそうな程に熱い杏の恋心。なので、単なるエロ漫画とは全然違います。
読んでいるうちに子供と大人の狭間で揺れる杏の気持ちが伝わってきて、なんだかこっちまで切なくなってくるような…。
また漫画のタッチも柔らかくて、とっても可愛い。全体的にキュートな女子向けの少女漫画と言えそうです。
主人公・上野杏
現役女子大生。19歳。DOLLモンスター部所属のイメージモデル。
カレシに振られ、傷心のところを橘祐斗(たちばなゆうと)に拾われます。しょっぱなからエロフェロモン全開で迫ってくる祐斗にタジタジの杏。ですが次第に彼へと心が揺れ動いていきます。
そんな矢先、祐斗が株式会社ラブインターナショナルの社長であるということを知らされる杏。株式会社ラブインターナショナルには『DOLLモンスター』という女子向けのブランドがあり「専属モデルにならないか」と誘われ、無理矢理衣装を着るハメに…。
DOLLモンスターの衣装を着た杏を見て、祐斗は自分の目に狂いはなかったと確信します。
「なんとしてでも杏を専属モデルとして雇いたい」
その気持ちを知り、杏は大きく動揺します。
「自分はただモデルとして必要なだけの存在なの?仕事で抱かれたオンナなの?」
祐斗を好きな気持ちに必死でストップをかけようとする杏。一人悶々と葛藤を繰り広げる杏に、祐斗は大人のオトコの色気ムンムンで「好きだ」「愛してる」と繰り返し、迫ります。
それでも「乙女の恋心を利用されてなるものか」と必死の抵抗を見せる杏ですが、とうとう合鍵まで渡され、「もう、こうなったら社長(祐斗)の事を本気で好きになっちゃおう❤」と祐斗に釣り合う大人の女になるべく、奮闘し始めます。
ところが、杏がエンジンを吹かし始めた途端、「お前はオレの6番目だ」と冷たくあしらう祐斗。そう、このイケメン社長、どSなんてモンじゃないんです。
この、とんでもなくおっちょこちょいの杏と冷静沈着なカリスマ社長の落差が、ストーリーの肝かもしれませんね。読み始めたら止まりません。
6番目から、どうにかこうにか5番目まで登ってきた杏。ちなみに祐斗が4番目に大切にしているのは亀のカメ男。
亀より下扱いの暫定5位のオンナ・杏の昇格を狙う戦いはまだまだ続きます。
橘祐斗(たちばな・ゆうと)
父親が会長を勤める株式会社ラブインターナショナルの若きカリスマ社長。会社のためなら、どんなことでもするストイックな27歳。
自社ブランド『DOLLモンスター』のイメージモデルとして、杏を『拾って』きます。
付き合った女は星の数、でも「絶対に恋に落ちなかったイケメンがなぜ、自分に…?」と杏自身も訝しがる程、杏に夢中になってしまう祐斗。
最初は杏の、そのペットのような可愛さにメロメロになりますが、次第に杏の内面にも本格的に惹かれていきます。
途中でライバル影藤の出現で嫉妬の炎を炸裂させます。そんな社長を見て、傷心と驚きを隠せない人物が一人。社長秘書の琴弾です。
社長秘書の琴弾
オトナのお色気ムンムンの、若き社長秘書。最初は杏のライバルとして登場します。
憧れの社長から合鍵をもらって喜んだのもつかの間、杏は自分の他に少なくとも4人、祐斗の部屋の合鍵を持っていることを知ります。
そのうちの一人が、この祐斗の秘書の琴弾です。
社長の家に我が物顔で入ってくる琴弾に、杏は自信が揺らぐのも感じます。ですが同時に、琴弾もまた杏に激しい嫉妬の炎を燃やしていました。
かつて社長である祐斗に恋いこがれていた琴弾。ですが、社長の女遍歴を間近で見ているうちに、自分じゃ太刀打ちできないことを悟ります。
そこで社長秘書としての腕を磨き、有能さで社長の『ビジネス面での恋人』という地位を勝ち得ます。
とはいえ、社長を想う気持ちが消えたワケではないので、杏を想う社長の気持ちを知り、動揺します。
嫉妬心からトゲトゲしい言葉で杏を傷つける琴弾。ですが、新たな杏の恋のライバル『月姫』の出現で、少しずつ杏をサポートする側に回り始めます。
月姫
橘祐斗の婚約者。父親が持つ企業は株式会社ラブインターナショナルの強力なスポンサー。つまり2人は政略結婚ですが、この月姫は本気で祐斗を好きになります。
社長の美人秘書であるライバル・琴弾に続き、今度は超大金持ちで、これまた超美人の婚約者の出現に、完全にノックアウト状態の杏…。
「もう無理だわ…」と、落ち込む杏に、それでも強気の攻めと、どS根性を見せる祐斗。でも婚約者の前では別人のようにそっけない。そんな祐斗を前に杏の心はもはやジェットコースター状態。がんばろうと心に誓った途端、冷や水を浴びせられて意気消沈し、大泣きの日々…。
ここで、そんな杏の様子に見かねた一人の青年の登場、月姫の付き人『影藤』です。
これまた細面のイケメン君で、主君・月姫の前から余計な邪魔者は排除しようと杏に近づくのですが、杏の一途さにやられ、杏に恋してしまいます。突然、杏にキスする影藤。そんな衝撃の場面を偶然、目にした祐斗は嫉妬の炎にメラメラと燃え…。
この先は、どこまでいっても純愛とエロという、相反する2つの要素で展開していきますが、次回が気になってしょうがない作品です。ぜひ読んでみてくださいね。
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